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彩時生活では、読者のみなさんの「今日の一歩」を募集しています。

献立を考えるのが、一番大変。11月は「主役を一つ決める」ところから 【調理師おかけんノート Vol.23】

皆さん、こんにちは。調理師のおかけんです。
「毎日の献立を考えるのが、一番大変」という声を、よく耳にします。作ることよりも、何を作るかを決めることのほうが疲れる、という方は多いのではないでしょうか。寒くなって、台所に立つのが少し億劫になるこの季節は、なおさらです。
今回は、献立づくりを楽にするための、ちょっとした考え方をお話しします。

献立は、主役から決めると楽になる

献立を考えるとき、ご飯、汁物、おかずと、全部を同時に考えようとすると、頭が疲れてしまいます。おすすめは、まず「今日の主役」を一つだけ決めることです。
11月は、魚が美味しい時期です。秋刀魚や鯖、ぶり、たらなど、旬の魚が店頭に並びます。スーパーで「今日はこれが美味しそうだな」と思った魚を、そのまま主役にしてしまえば、献立の半分は決まったようなものです。魚の気分でない日は、肉でも、鍋でも構いません。大切なのは、最初に主役を決めてしまうことです。

一汁三菜は、全部そろえなくていい

一汁三菜は、ご飯に汁物、主菜一品、副菜二品を添える和食の基本の形です。ただ、毎日この形にそろえる必要はありません。
主役と汁物があれば、一汁一菜でも十分に食卓は整います。そこに、冷奴や漬物、買ってきた惣菜を小鉢に移して添えるだけで、見た目にも立派な食卓になります。「三菜そろえなければ」と気負わず、できる日にできる形で続けることが、長く続けるコツです。

旬の野菜を、一つだけ添える

主役が決まったら、そこに旬の野菜を一つだけ合わせてみてください。11月は、白菜、大根、かぶ、ごぼう、長芋、れんこんなど、美味しい野菜が揃う時期です。
たとえば、ぶりを焼くなら、大根おろしを添える。鯖を味噌で煮るなら、汁物には白菜を入れる。そのくらいの組み合わせで十分です。難しい料理を作らなくても、旬の食材を一つ選ぶだけで、食卓に季節が表れます。

具体的な献立の例は、こちらにまとめています

もう少し具体的な献立の例を見たい方は、旬の食材の選び方と、1週間分の和食の献立を、こちらのページにまとめています。よろしければ、ご覧ください。

 ▶11月の献立を和食で|調理師が教える旬の食材と一汁三菜12選

「調理師おかけん」からのひとこと
献立づくりは、毎日のことだからこそ、頑張りすぎないことが大切だと思います。今日の主役を一つ決めて、旬の野菜を一つ添える。それだけで、立派な和食になります。
寒い日の食卓が、ほっとする時間になりますように。

(執筆者)
おかだけんいち (おかけん)
日本料理 調理師

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