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(読者投稿) 面倒くさがりのシニアが、ウィッグひとつで気分上々

私は昔から「髪きれいね〜」と褒められることが多くて、ちょっとした自慢ポイントでした。
還暦を過ぎても、同年代の方よりツヤがあるんじゃない?なんて、密かにいい気になっていたのです。

ただし、若い頃から白髪が多いのが悩みでして。
自宅で染めてもムラになるし、美容院で染めてもらうと「次はいつ行こうか…」とスケジュール帳とにらめっこ。
面倒になって白髪のまま過ごす日もありましたが、外に出るときはやっぱり気になる。
そして最近は、白髪染めの持ちが短くなってきて、部分的にも結構目立ちます。
しかも私は小柄なので、みんなに上から覗かれる率がとても高いのです。
ある日ふと気づいたのです。
「あれ?てっぺん、めちゃ白くない?」
鏡では見えないのに、他人には丸見え。
でも、頻繁に染めると髪の毛の傷みが気になるし。

そんなとき、友達から
「ウィッグ便利よ〜、簡単よ〜」
と聞いたのですが、正直抵抗がありました。
だって私、髪には自信があるんです。
なのに“かつら”って…なんだか負けた気がするじゃないですか。
しかも昔のイメージだと、年配の方が“スポッ”とヘルメットみたいにかぶるやつ。
あれが頭から離れなくて。
でも、てっぺんを覗かれるよりはマシかもしれない。

そう思い、勇気を出してヘアウィッグ専門店の扉を叩きました。
試着してみると、これが意外と馴染みました。
店員さんとじっくり相談して、時間をかけて選んだウィッグを装着してみたら…

「あら、若返ってる…?」
鏡を見るたびに気分が上がる。
友達にも「気づかなかった!」と言われて、もう最高です。
外出のときだけつけるスタイルにしたら、気軽でちょうどいい感じです。
ただし、ウィッグは洗えないので匂いが気になるのが新たな課題。
お手入れ方法を教わったので、これからはこまめにケアしていくつもりです。
家では外しているのですが、置いてある姿がちょっと武将の兜みたいで笑ってしまいます。

たったひとつの思い切りで気持ちがこんなに軽くなるなら、
抵抗感なんて案外いらなかったのかもしれません。

まるおんぷ

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